磁場と脳の関係性については
まだわかっていないことだらけです。
一方で、「磁気受容」は、
脊椎動物と無脊椎動物の多くに見られ、
原初からある能力と考えられています。
菌、原生動物、渡り鳥、ウミガメ
などで、確認されています。
人間に対しては、
カリフォルニア工科大学のJoseph Kirschvink地球物理学教授と
Shin Shimojo実験心理学教授が行った実験があります。
外部から電磁場の影響がない部屋を作り
その中で磁場の変化を与えた時の脳の反応をみる。
といった内容です。
結果、
「磁場の変化に気づいた」と答えた人はだれもいなかったけど、
34人中4人のEEGデータにて
アルファ波の振幅が減る反応が確認されました。
これは、
実験を何カ月も後にやっても再現性があることがわかりました。
ただ、実験としては
磁場の波動に脳が反応した
それは約12%の人に起こった
という事実が残ったということです。
つまり、現代科学ではここまでしかわからないということです。
しかし、
アルファ波が出ている状態は
脳がリラックスしているのと
同時に血流が増加し、
脳が最大限の力を発揮しているとも言われます

電磁場の影響で
アルファ波が出にくくなっているとしたら、、
人工電磁波で地球の磁場環境は変化していて
生体への影響の可能性の1つとして知っておくことが大事です。
磁場の変化に気づかないけれど、
確実に反応する人が10%程度いる。
その反応は生体に良いものとはいえない。
あなたが10%に当てはまるか、
10%の人を気にかけるのか…
これもダイバーシティの1つかもしれませんね。


